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クラニオセイクラル・
バイオダイナミクス
CRANIOSACRAL BIODYNAMICS

がんばる日々のなかで、身体や心が整わないと感じるとき、身体は、ただ静けさと安らぎを求めています。
私たちの身体には、本来のリズムへと整おうとするしくみが備わっています。

クラニオセイクラル・バイオダイナミクスは、
私たちの身体にすでに備わっている生命の力(自己調整力・自己回復力)を大切にし、
身体が本来の知恵に基づいて起こすプロセスを尊重するものです。
セラピストは、それを起こすのではなく、ニュートラルな在り方で寄り添いながら、
その働きが安心の中で自然に表れていくことをサポートします。
継続して受けていただくことで、その変化をより深く感じていただけるようになります。

  • クラニオセイクラル・
    バイオダイナミクス

    クラニオセイクラルとは、「頭蓋(クラニアム)」と「仙骨(セイクラム)」を合わせた言葉です。
    仙骨は、背骨の土台となる骨盤の中心に位置します。脳や脊髄からなる中枢神経系は、この頭蓋と仙骨の間にあり、両者は身体の核ともいえる重要な存在です。
    バイオダイナミクスとは、「生命力」を意味します。

    クラニオセイクラル・バイオダイナミクスは、脳と脊髄を含む中枢神経系も含めて、身体全体をひとつとして捉え、 すべての細胞にいのちを与えるフォース(生命力)に静かに触れるボディワークです。

    身体には、肺呼吸や心拍とは異なる、受精卵のときからあるとても微細なリズムが存在しています。
    そのリズムは、正中線を上下に移動しながら、同時に横へ拡がり、また中心へと戻るという動きを繰り返しています。これは、肺呼吸よりも前の発生段階で見られることから「第一次呼吸」と呼ばれています。

    この第一次呼吸のリズムが整うことで、 私たちの内にある潜在的な生命力が本来の力を発揮し、自己調整力や自己治癒力として働くようになります。

    クラニオセイクラル・バイオダイナミクスのセッションでは、毎回まったく同じ体験になることはありません。

    その瞬間ごとに、身体や心が必要としていることが、静かにあらわれていきます。
    見た目には、ただ手を添えているだけのようでも、内側では深い調整のプロセスが進んでいることがあります。

    たとえば、ある日は深く眠るような静けさに包まれたり、また別の日には、ふとした気づきや感情の動きが訪れることもあります。
    クラニオセイクラル・バイオダイナミクスは、身体の内側の声に、やさしく応えていくセッションです。

  • ニュートラル

    クラニオセイクラル・バイオダイナミクスにおいて、「ニュートラル」は、施術全体の基盤となる、とても重要な在り方を指します。
    プラクティショナー(施術者)がニュートラルな状態であることは、セッションの質に深く関わってきます。

    ニュートラルとは、心身が落ち着き、センタリングとグラウンディングを保ちながら、「いま、ここ」に在る状態を指します。

    プラクティショナーがこのような状態(プラクティショナー・ニュートラル)でクライアントに触れることで、静けさが伝わり、クライアントの身体のシステムが内側から落ち着き、深い休息が促されます。
    この静けさの中で、微細な変化が起こり、身体の構造的なバランスと全体の調和が整い、自己調整力が促進されます。

    セッションを重ねるごとに、本来の自分とのつながりに、少しずつ気づけるようになります。
    また、プラクティショナーはクライアントのシステムに対して受容的な態度を保つことができ、微細な第一次呼吸のリズムを知覚することも可能になります。

    【関係性のニュートラル】
    関係性のニュートラルとは、プラクティショナーとクライアントの間に築かれる信頼関係や関わり方の質を指します。
    この信頼は、施術中の触れ方だけでなく、コミュニケーションの中でも育まれていきます。

    クライアントの身体に触れるときに「この触れ方は心地よいですか?」「圧は大丈夫ですか?」とたずねることも、関係性のニュートラルの一例です。

    プラクティショナーの在り方そのものがニュートラルであることが、 クライアントの安心感につながり、自分自身の内側でニュートラルな状態へと向かう手助けになります。

    【クライアントニュートラル】
    「クライアントがニュートラルになる」とは、身体のシステムが深い静けさの中で落ち着いていくことを指します。

    このプロセスには個人差があり、同じ方でも、セッションごとに異なることがあります。
    そのため、セッションの最初のポジションで、しばらく時間をかけて過ごすこともあります。

    このようにして、ニュートラルな状態に移行していくことで、自律神経系が穏やかに働き、自己調整力や自己回復力が発揮されやすくなります。